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大和ハウス有明物流倉庫について

2015年01月31日(土) 投稿者:理事会

33階バーラウンジからレインボーブリッジ方向に見える有明地区の北西端の土地に大和ハウスが物流倉庫を建設中です。もともとは都市再生機構が保有する土地でしたが、一昨年行われた入札で大和ハウスが落札者となりました。

ブリリアマーレ有明バーラウンジの眺望

東京の空き地には将来的に何かが建つことはわかっていましたが、ブリリアマーレ有明・最上階バーラウンジの眺望を台無しにしかねない緊急事態です。もし建設されるのが高層マンションなら位置関係上、レインボーブリッジの眺望がすべて塞がれることになります。
この落札者がわかった当日に、「有明マンション連合協議会事務局兼管理組合法人ブリリアマーレ有明理事」として大和ハウスの担当者様にコンタクトをとり、翌日にはラウンジからの眺望を担当者様に見てもらうことになりました。百聞は一見にしかずで、写真をいろいろと撮っていただき会社に帰って眺望影響の検討をしてもらいました。また、既に7000人以上の住民がいる地域であることも強調し、交通面の懸念もお伝えしました。
この地区は、容積率の制限はありますが、階高の制限はありません。1階あたり10mの倉庫を作ることも可能です。交渉の経緯はさすがにここでは明かせませんが、数度のコンタクトの中では高さ70mの超巨大倉庫計画案もありました。

協議会としては
 ・近隣のブリリア有明シティータワーが近いので通学路にトラックが入らないようにしてほしい
 ・夜景影響のため、東側に光が出ないようにしてほしい
 ・圧迫感の軽減をお願いしたい
 ・屋上には太陽光発電パネル等をおかず、緑化することにしてほしい
と大和ハウスへ要望書を送付した上で、同時並行して江東区の区議会や役所にも近隣住民への負担を最小限にするように働きかけを行いました。

結局、ユニクロ一社が借り上げてくれることになり、上階までトラックが出入りする必要がなくなったため、当初の予定規模よりかなり縮小された計画となりました。また倉庫の出入り口を一方方向に制限することにより、有明の居住エリアに物流倉庫トラックが来ないような配慮もされています。居住エリア向きの東側壁面は、緑化される計画です。大和ハウスさんが力を入れている太陽光パネルの設置もありませんでした。

住民としてはもちろん何も建ってほしくないというのが本音ですが、土地を買ったからには、ルールに基づき最大有効利用したいというのが企業側の本音でしょう。当初計画コストより膨らみながらも、住民にここまで配慮していただいた大和ハウスさんには感謝いたします。

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