Brilliaマーレ有明 ブリリアマーレ有明”公式サイト”

TOP>ニュース&ブログ>33階廊下の修繕 Vol.2

News & Blog ニュース&ブログ

33階廊下の修繕 Vol.2

2014年03月21日(金) 投稿者:理事会

廊下の修繕の際に、予防保全としてコーナーガードを取り付けるか悩んだ話の続きです。
33階は共用施設であり、毎日数百人レベルで人が通ります。
こうした個所には、ホテルを含め一般的にコーナーガードを取り付けます。深刻なダメージ以外はガードの交換で済み、非常に安価に修繕ができるからです。
しかし、当マンションのデザイナーは自然の風合い感を非常に大事にしていました。
縦に並んだ突板の柱列はある意味象徴でして、コーナーガードはその風合いを損ないます。

柱のダメージ
コーナーガードの例

本命案の一つとして、ヘアライン加工がされたステンレスガードを置くのはどうだろうかといった提案がされました。
ヘアライン加工のステンレスは、33階の他の場所でも使われており、確かに使われている箇所と並べてみると違和感を感じません。

ヘアライン加工ステンレスのコーナーガード

しかし、理事会内での大激論の結論としては、コーナーガード取付不可でした。やはり、デザイナーが作った空間を大事にしようと。その議論の結果は、クレドの「Keep Style」という一言に表現されています。基本的にデザインを変えないということです。

コーナーガードを取り付けない、ということはある種、利用者のモラルに期待するということでもあります。
清掃カートや貸し出し台車にはすべて緩衝剤を取り付けましたが、荒っぽい使い方をすればまた修繕が必要となってきます。幸いなことに、修復作業を終えてから大きな破損は見つかっておりません。みなさまの丁寧な使用、誠にありがとうございます。

このマンションに関するお問い合わせ