TALK SHOW
池崎

ファイナルイメージの篠藤さんです。篠藤さんはブリリアマーレ有明のムービーを作られた方です。では篠藤さんよろしくお願いします。

一同拍手

篠藤

皆さん初めまして。篠藤と申します。仕事、クリエイティブディレクターという仕事をしています。元々、映像監督ですので、TVCMを作ったり、プロモーションビデオを作ったりとそういう仕事をしています。なので、こういうマンションのシアターはかなり作っているんですけれども、こうやって理事会の方に呼ばれてですね、自分が関係した、手掛けたマンションに訪れて話をするというのは初めてでして、まず普通は呼ばれることはないと思うんですけれども、非常に、初体験ということで、何を話したら良いかなと思いますが、まず自己紹介からさせて頂こうかなと。

篠藤

先程の話にあったんですけれども、私はもともとブランディングを主に扱う映像を作ってまして、車、レクサスが日本に上陸した当初からやっております。こういうものっていうのは、今レクサスって皆さん普通に高級車として認知して乗られていますけれども、私が最初にレクサスを始めた頃っていうのは、もう「トヨタ車だろ」ってバカにされて、「何が高級車だ。こんなものがドイツ車に勝てるわけがない」っていうのは散々言われていたんです。

篠藤

まぁそういう意味では、有明を始めた頃と感覚は似ていまして、有明をやり始めた頃も同じように「なんであんな所に住むの?」とか、「あんな所、人が住めるの?」と散々言われる中で、今となってはこういう姿を見て、「ざまあみろ」と(笑)。 思っているんですけれども、マンションの価格も当時と比べると、全て値上がりして、皆さん買われた方、全員勝ち組だろうとそういう風に思います。
で、仕事としてはですね、車とホテルとマンション。金額が大きいものですね。
クリエイティブディレクションとかで大きいもので言うと、例えば東京建物さんの「THE PEAK」という磯子のマンション、こういうものを提案してやったりだとか、あと最近、最近でもないですかね「勝どき ザ・タワー」。この辺もクリエイティブから、TVCM、マンションのシアター全て、広告コンセプトも含めてやらせて頂きました。変わったところで言うと、これフォーシーズンズホテルって京都にあって、ここにレジデンスがあるんですけれども、実は日本で一番高いマンション、大体安い部屋で7億から、高い部屋で35億ぐらいする、坪単価で4、5,000万円のマンションなんですけれども、こういうものもやったりしています。

篠藤

さて、マンションシアター映像をたくさんやっているって言ってたんですけれども、特に私、湾岸が多くてですね、湾岸だと例えば、ここ「ブリリアマーレ有明」、その後の「ブリリア有明スカイタワー」「ブリリア有明シティタワー」、東雲にある「ザ・湾岸タワー レックスガーデン」、「プラウドタワー東雲」、「勝どき ザ・タワー」、「スカイズタワー&ガーデン」、「ベイズタワー&ガーデン」、最近だと「パークホームズ豊洲」を作りました。どれか皆さん、シアター映像をご覧になっているのではないかと思います。こういう風に色々やっている中で、今回ブリリアマーレ有明の映像について、どういう風に作ってきたかというのをやっていきたいなと。実は、湾岸で初めてやったプロジェクトでした。

篠藤

で、今日お持ちしたのがですね、何が良いかなと思ったんですけれども、プレス映像っていうのを今回持ってきました。これ何かと言いますと、東京建物さんが記者会見で発表する、こういうプロジェクト始めますよっていう時の映像なのですが、、今日ちょっとご覧頂きたいと思います。
こういう始まりになってるんですね。

映像再生調整

篠藤

これがあの、まだプロジェクトが始まる前に、こういうマンションが出来ますよっていう記者発表をした映像なんですけれども、正直こういう映像を作るマンションって、業界初めてでほとんどやっていないかったですね。それくらい、結構インパクトがあった。この後、実は映像でですね、イメージキャラクターはマドンナですっていうことをベールを外して記者発表して、それも皆さん驚いたんですけれども、でマドンナが登場していくと。折角なのでそのマドンナのCM映像を持ってきていますので、お見せ致します。

映像放映中

一同歓声と拍手

池崎

懐かしいですねー。

篠藤

懐かしいですね。このCMはですね、私映像クリエイターとしては非常に辛い仕事でした。マドンナが全部自分で決めちゃって、撮影から編集まで全部マドンナ側でやってしまったんです。私がやったのは字幕のテロップと最後の「スタイル マドンナ 検索」を作るだけという、それしか許されなかったという非常に悔しい思い出があるんですけれども、でもそれ逆に良かったです。

篠藤

マドンナとか大物タレントを使うっていう文化がこの頃あって、例えばディカプリオとか、あとリチャードギアとかが出てくるCMって皆さんご覧になったことあるんじゃないかなと思うんですけれども、大体マンションのCMって大物タレントを使っても、なんか「このマンション良いですね」とか余計なことを言わせてですね、その本人の良さが全く出てこなかったりするんですけれども、このCMは逆にマドンナが全てを理解した上で、ディレクションしたおかげで、非常にマンションらしくない、良い意味で非常にとんがったCMが出来たという意味では本当に面白かったと、こういうCMはもう二度と出てこないんじゃないかなと思います。

池崎

CMは相当スタイリッシュでしたから覚えている方も多いですよね。

篠藤

そうですね。続いて皆さんの中でギャラリー、マンションショールームを見られたことない方もいらっしゃるかと思うんですけれども、このマンションに入った時最初に入口で流れてた映像がありました。それもマドンナ一色なんですけれども、見て頂ければと。これも多分今どんなマンション行ってもこんな尖がったエントランス映像を流すところはないっていうくらいっていうくらい。

映像放映中

池崎

尖がっていますねー。相当尖がっている。

篠藤

こういう映像でみなさんをお迎えしたという。で、この映像編集に関してはマドンナはやっていないんですけど・・、やらせていただいたっていう。

池崎

これはマドンナのスチール写真から映像を編集されたということですか・・・?

篠藤

スチール写真は4枚しか撮らせてもらえなかったので、その写真を使ってなんとか動画をつくろうってことで・・。少ない4枚の写真を使ってうまくこういうマドンナの映像を改めてつくったという感じですね。「Beyond Tomorrow」という言葉がまさにこのマンションのコンセプトに相応しいのかなと。非常に尖がった内容だと思います。で、いよいよこの後シアター映像をお見せしようかなと思います。実はこのシアター映像というのは今聞くとそうでもないかと思うかもしれませんが、画面サイズがですね、4000ピクセルという膨大なサイズで、つまり4Kサイズですね。で、このマンションのPVを作ったのが12,3年前ですので、その頃はハイビジョンですらマイナーで。ほとんどDVDクオリティだった頃の話ですので、あの当時4K映像をシアターで流すなんていうのはほとんどありえないことだったんですけど、機材がないからDVDサイズの映像を4つ並べて、プロジェクターを4つ使って並べて、それぞれを同期させるように出して、横長の8メートルくらいあるモニターに出しました。そうすると、横長になりすぎて・・お客さんが・・・真ん中にいる方は見られるんですけど端っこの方はよく見えないということで、苦肉の策で途中で画面を分割したり全画面を使ったりというような・・まぁそれも業界初でしたが、そういう画面サイズを途中で変換するというやり方をやっているんですよ。今日これをそのままお見せすると、ちょっと小さくてよくわからないので・・4Kサイズのものは細く出るのですが、それぞれのシアター映像の中の1画面分は途中で拡大縮小を私の方で編集し直して、見やすいようにして持ってきましたのでちょっとご覧いただければと、はい。

池崎

わざわざ編集し直していただいたんですね。

篠藤

先程編集しました。

池崎

これギャラ出るんですか。すみませんでした。

篠藤

いえいえ。

映像放映中

篠藤

この声に聞き覚えのある方いらっしゃるかもしれませんけれども、この時初めて有名な声の方を使おうということで、この声をやられているのが中井さん(中井和哉)という声優の方なんですけども、ONE PIECEのロロノア・ゾロの声の方ですね。

映像放映中

篠藤

この時もまだCGで構成していまして、まだ建っていなくて・・。

映像放映中

篠藤

この時、杉本さんがおっしゃった言葉がさっき入っていたのですが、これ13年前のCGなんですけど、今見ても変わっていないというか結構リアルに再現されたCGなんじゃないかと。

映像放映中

篠藤

このCGをつくっている会社はマッシュデザインラボ、当時スタイルラボという会社で、当時日本で一番CGクオリティが高かった会社を使っています。マッシュって会社は実はファッションの会社でマッシュデザインラボというのがあるんですが同じ会社です。今はすっかりそちらで有名になりました。当時はCGの会社だったんですが。

映像放映中

篠藤

まさに今みなさんがいらっしゃる33階のオーナーズ・スイートですね。ほとんど今と変わっていないんじゃないでしょうか。

映像放映中

篠藤

今回、音楽がきちんと聞こえないので残念なんですけれども、音楽はハリウッドの音楽をつくっているスタッフがつくった曲を使っています。

映像放映中

池崎

凄い!自然と全員が拍手!

篠藤

音があれば・・あと数倍良く聞こえるんですけど、ちょっと今日はよく音が聴かされなかったですね、残念です。

池崎

すみません、準備不足で。

篠藤

この中で「Beyond Border」だとか、マドンナがですね「私が生きたいように生きる」っていうセリフがあったり、あと「Just Perfect」という言葉。実はそれって開発当初っていうか、結構この映像のずっと前からあった言葉でして、先程某ハリウッドスターがこのマンションを事前にデザインしようとしたという話だったですけど、そういう某ハリウッドスターを提案してしまったのは実は私たちでして。それは実現しなかったので名前は言わないですけど、色々ある中でマドンナに行き着いたというのは単純にマドンナが有名だったからというわけじゃなくてですね、私がコンペディションで勝ち取った時に「Just Perfect」って言葉を連呼していたんですね。それはこのマンションの企画に携わる前に有明に何度も訪れて、何を感じたかというとですね・・ここは何でもあるなと。何でもあるというのは例えばコンビニとかカフェとかそういうものがあるとかいうことではなくって、何だってできるんじゃないかって思ったんです。ようは東京のこんな近くでですね、ゼロから何か新しい文化とか、マンション、生き方みたいなものを生み出せる場所っていうのは無い。

篠藤

ある意味それは「無い」んじゃなくって「Perfect」なんじゃないかという意味で「Just Perfect」っていう言葉を出して、それが非常に最終的にCMになった時にマドンナ自身もそれを言ってくれたというところも含めて、その時の感覚っていうのは間違っていなかったんじゃないかなと。で、現在このマンションをみなさんこれだけ使われている共用部って私も見たことがないんですけども、数百棟マンションに携わってみて、最初の頃に携わったマンションが、もう立派に管理されていて感動的に思います。まさに「Just Perfect」なんじゃないかなという風に感じています。このシアター映像つくったのがきっかけで、数々のマンションシアターをつくらせていただくようになって、まぁ私にとってもこれが始まりです。

篠藤

このプロジェクトがきっかけで、いままでこんな凄いシアターをつくらせていただいたこともありませんでしたし、このマンション以降、シアターってのは全て派手であったとか、プロジェクションマッピングだとかホログラムだとか色々つかったりしてはいるんですけど、最初はやはりこのブリリアマーレ有明が全ての文化のスタートだったんだろうと。そういう意味ではみなさんこのマンションに住まわれている方っていうのが湾岸の文化をつくったという風に思っていただいても間違いではないんじゃないかと思います。

池崎

さっきの湾岸コア構想と似てますね。それと一緒。

篠藤

そうですね。

池崎

ここが湾岸コア。湾岸文化の基準を作ったし、これからも作っていくと。

篠藤

だから、お目が高いなと。このマンションを買われた方はいわゆる普通ではないと思います。先程出てきたマドンナが言った「生きたいように生きる」に全てが込められているんじゃないか。自分で選ぶ。誰が何と言おうと自分が良いと思ったんだからそこを選ぶっていう選び方ができる人じゃないと。なかなかあーだこーだって文句言うばっかりの人は買いたいマンションを買えない人が多いんですけど、あの時に、ブリリアマーレ有明を買われたってのは非常に決断が良かったんじゃないかなと思います。

池崎

ありがとうございます。さっきのコンセプトムービーを懐かしいなーと思われた方、どれくらいいますか?おお、かなりの手があがった。始めてみたという方。あ、それなりにいらっしゃる。よかったです。篠藤さん。本当にありがとうございました。

一同拍手

篠藤豊和氏

株式会社ファイナルイメージ
クリエイティブディレクター/映像監督

篠藤 豊和 氏

2000年ファイナルイメージ社を設立。企業・商品プロモーション映像、コマーシャル、CI、ギャラリー、空間、商品開発、広告クリエイティブまで幅広く手掛ける。レクサスでは国内販売開始当初からLSをはじめシリーズ全てのプロモーション演出に携わる。MAZDA CX-3のオープニング、ブリリアマーレ有明、ブリリア有明スカイタワー、SKYZ、ブリリア横浜磯子などマンションのコンセプトムービーを多数制作。

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