TALK SHOW
池崎

第4部です。ブリリアマーレ有明の未来についてということでみなさんご存知、第10期理事長 川端理事長です。

川端

川端です。よろしくお願いします。

一同拍手

池崎

自己紹介からお願いします。

川端

はい。自己紹介ですけども、私先程の方々と違って一住民ですので本当に普通の一般的なサラリーマンです。みなさん今日話すごく上手かったんですけど、今日本当にちょっとここで喋れるかどうかはわからないので・・すみません、ご承知おきください。私はですね、2014年に入居して最初から住んでいないので先程のムービーも初めて今日見てですね・・結構感動して・・あぁやっぱすごいなぁと住んでよかったなと強く思いまして。で、2015年から理事になりまして7期8期理事ですね。で、第9期10期で理事長をやらせていただきまして、まぁ色々問題とかありましたけれども、それを理事のメンバー一緒になって解決していったという経緯がございます。今日はどうぞよろしくお願いいたします。

池崎

最後のパートはですね、もう住民同士ですので堅苦しい話なしで、私と川端さんとで、それぞれ「もし任期があと5年あったら」というテーマで。結構長いですよね、あと5年あって、しかもできないことは何もないと。何も取っ払った場合、何がしたいかを2人でアイデア出して語ってみようかなと。2人ともお互いのを見ずにつくったので、楽しみです。

池崎

では私から。あと任期が5年もあるとしたらやりたいことを分けると大まかに5つかなぁと。
1番目は理事職を履歴書に書ける仕事にしたい。
2番目はここに関わった人に誇りを持っていただけるようにしたいし、出世もしてもらいたい。
3番目は世の中で一番進んだマンションに。
4、5もあるので、先に進みましょうか。

池崎

まず1番目の理事職を履歴書に書ける仕事に、と。ここのブリリアマーレ有明の理事経験ってぶっちゃけ履歴書に書けるのかなって。うちの理事長2年やればたしかに書けるなぁとは思っていまして、川端さんなら書ける。
では、僕を含めて他の理事も書けるようにするにはどうすればいいのかなと考えていまして、まぁうちのマンションはとにかく派手でして、ユニーク共用部に相当な管理費を払っています。単にそれだけで終わってしまうのではなくて、管理組合の取り組みとして、非常な有意義な取り組みをずっとやり続けて、新聞や雑誌でずっと注目され続けて、あそこに住んだら楽しそうってマンションで日本一になれば、「あのマンションで理事やっているんだ」「ああ!そうなの?すごいね!」ってそりゃ履歴書に書けるようになるんじゃないかと。

池崎

他のマンションでも、とくに湾岸はマンション理事活動に熱心な方が多いんです、でもたいていは、義務感とか、抽選当たっちゃったからやるみたいな。まぁ、そういうところが多い。なんでそうなっちゃうんだろうって考えると、たぶん楽しくないからというのが一つと。そしてもう一つが、働き盛りの人にとってメリットがないからじゃないかと。まぁ、あんまりメリットがあっても困るんですけれども。そこで、履歴書に書けるくらいのお仕事ですよっていうのがいい塩梅なのかな。

池崎

二番目は、ここに関わった人に全員に誇りを持って持ってほしいし、出世もしてもらえるマンションにしたい。
いろいろここの運営に関わる業者の方、アメサポだけでなくいっぱいいらしゃる、いらっしゃるんですけれども、まぁ、ここのマンション関わった事が、後の人生の大きなチャンスだった。後々思い起こしてもらえるマンションにしたいな、と。篠藤さんが先ほどおっしゃられていましたけど、ブリリアマーレ有明のムービー作って、それから次々と湾岸のマンション受注して人生の大きなチャンスだったとおっしゃってた。
このマンションで働いたことによって、それが、チャンス・転機だったと言われるようにしたい。
実はですね、記念祭を開催するにあたって、実務に関してはほぼアメサポの飯島さんと田村さんに担当してもらったんです。

池崎

飯島さんと田村さん、昨晩の3時まで、今回オーナーズスイート2で展示した管理組合の掲示を貼られていたんですよ。で、1時間半だけ寝て、朝5時にここに出勤して今まで働かれていますから、ほんとう大変。
普通のマンションとウチはえらく違います、他では想定し得ないことが多い中、大変な思いしてがんばってる。ただでさえ管理に手間がかかるマンションなのに僕みたいな理事が、「記念祭やるぞ」「全館でイベントやるんだ、全部埋めてくれ」って頼んだら、きっちりイベントかき集めてぎっちりスケジュール埋めてくれたんですよ。これ相当難度高いお仕事です。
もちろん、管理だけじゃなくて、清掃もコンシェルジュも警備も、このバーラウンジ運営も全部そう、うちは難度が高い。
だから、今日このマンションに関わっている人は、ここで大変な思いした経験を活かして、その会社のエリートになっていただきたいな。あとできれば東建の大久保さんは社長になっていただきたいなぁ笑
と。そう思ってます。

池崎

ここでひとつたとえ話すると、新幹線の清掃を担当される方々って、めっちゃ誇り高いです。そしてプロフェッショナルだと褒め称えられている。
彼らが有機的にテキパキと働いて、信じられないスピード感で車内掃除をしてしまう。その動きが世界から称賛されると。でもですね、、、同じくらいの清掃プロフェッショナルって本当は世の中いっぱいいるはずで、ではなんで注目されているのか。たぶん「新幹線の掃除」だからなんですよ。
だからうちらは、きらきらとし続けて、マンション界の新幹線になればいいんですよ。

池崎

そして三番目、世の中で一番進んだマンションにしたい。
これからこのマンションに限らず、マンション管理の世界で起きてくる問題って、これは僕の経験だけで言ってますが大きく3つあります。

池崎

一つは、清掃と警備とコンシェルジュ、管理人などの絶対的人手不足です。マンションは人が手間をかけて管理するように作られていますけど、人口減少社会でマンション管理に関わる人が取れなくなっている。
もっといえば、この有明という土地って既に人がなかなか雇えない土地なんです。
先日バー経営者の奥山さんとお話したんですが、「マーレのバースタッフがぜんぜん取れない」と。「なんで人来ないんですか?」「例えば学生がアルバイトしようとしたら、大学と自宅の経路の途中で探すけど、有明は経路に入らない」と。そりゃそうですね、と。
清掃やコンシェルジュに聞くと、一時間かけてここに来てる。毎日すごい大変なんですよ。もっと自宅の近くでやった方が、絶対割が良かったりすんだけど、そんな中わざわざここまで来てくれている。これから慢性的に人手不足になるし、賃金もどんどん上げていかないといけない。
だから、一つの解決方法として、清掃ロボットの導入。人が高級品になってくるから、最終的にロボットを入れた方が安くなる。ここは、33フロアだから
僕は33個清掃ロボット買って、各フロアに放し飼いにしたい。そしたら、もっときれいになる。

川端

放し飼いですね。

池崎

そう、全フロアに放し飼い。
で、次にわかっている問題が、入居者のつなぎとめですね。日本の世帯数がこれからどんどん減少していきます。このマンションも古くなっていくのは避けられないから、これから新しく建っているマンションとどう差別化、競争力の維持をしていくのか考えないと。ウチのマンションのブランド化、早くしないといけない。
タワーパーキングもプールも維持にお金がかかります。ただ人に来てもらうんじゃなくてその中でもお金に余裕がある人に来てもらわないといけない。だから、マンションそのものをブランド化する必要がありますね。
最後。さっきの人手不足とも関わっているのですが、建築単価がマンション建てた頃より上がってる。だから修繕コストが事前の見込みよりも値上がりする。真面目に長期修繕計画を見直していくと、見直しタイミングの度に修繕工事単価アップする。修繕積立金をフラット化しようとしても、将来の修繕コストが読めない。これ、すごい罠です。これもタイル打診とか、スパイダーマンみたいなロボット使って、一部作業を代替してくれないかなと思ってる。

池崎

4番目は共用施設の新規増設。
いろいろとアイデアは持っているし、こんなことやりたいんだけど、なかなかこのスーパーポテトのクオリティを、新しい別の空間に持って来るっていうのは難しいな。

池崎

最後に「フラッグシップでありつづけたい」ってことですね。
結構ね、聞くじゃないですか。「ウチで儲けるな、よそで儲けてくれ」って話。「ここで稼げるビジネスモデル作ればいいじゃん、テストで使って宣伝になるよ」って。でも、そんなこと言える資格があるマンションなんてほとんどないんですよ。さっきも言ったけど、新幹線はレアだから価値がある。全部同じくらい速かったら新幹線の価値がなくなる。
「あのマンションに採用されている」ってのが宣伝価値になるまでもっていかないと。この価値って凄まじく大きいですよ。でも、ちゃんと真に理解してないと。フラッグシップであることを使いこなすのほんとに難しい。ブランド品と一緒。超一流のブランドは、売れ残りをアウトレットに流さずに自分たちで全部捨てちゃうじゃないですか。それくらい、やせ我慢する必要がある。
今回、記念祭の前にバーの床を削って塗膜直ししました。この工賃は600万円です。そのテーブル1つの天板の張替えが4万円。(奥を指さして)一番奥の暖炉コンロのすぐ近くの椅子。1つの修繕が5万8千円かかっています。

池崎

座面も竣工当時の資料を引っ張り出して同じクオリティのもの使いましたからね。はっきり言って、椅子1客に5万8千円の予算を付けられるならけっこういい新品が買えてしまう。イケアなら椅子なんて1つ3千円位で買える。
でも、同じものを使い続ける。しかも、新しい同じものを買うんじゃなくて。直すだけですよ。全部バラして調整して塗り直すからそんなにかかるんですよ。それでもやるべき価値は絶対ある。なぜなら世界的なデザイナーがせっかく作った空間なんだから、絶対に崩しちゃいけないですよ。コストがかかるかもしれないけど、リペアしながら長く、ずっときれいなまま使い続ける。この贅沢な空間を使える人の十字架みたいなものです。

池崎

僕は結構職業柄、いろんな芸能人を見ました。芸能人すごいかっこいいひともいますが、よくよく見るとそんなに、ってな人も結構います。川端理事長の方がかっこいいんじゃないかみたいな。じゃあ、何が彼らを芸能人として存在させているのかといえば、外から私はどう見られているかというのに最大限気を配って自己プロデュースしている。だから、特別なオーラを発しているし、芸能人が芸能人である理由、そこなんです。だから、外からどう見られているのか、常に意識するのが、特別なマンションの条件なんじゃないかと。
この5つが、もしぼくがあと5年理事をやるとしたら、やりたいなーというものでした。川端さんどうぞ。

川端

では、続いて、私から提案が四つあります。

川端

一つ目と二つ目は、似ているんで、セットでお話しします。
これは、とある雑誌に載っていた2050年までのロードマップですけれども、これから先、30年間で、どういったことが起こりそうなのかっていうのが、端的に書かれています。
例えばですね、2020年。滑走路の不要な空飛ぶ車が実用化する。
次、2022年。ここびっくりしたんですが、インドが中国の人口を抜くんですね。私ぜんぜん知らなかったです。インドがすごくなる。同じ年、日本のIOT市場が3.2兆円の規模になります。今は、0.5兆円位なんですが、それが3.2兆円位に膨らんでいく。もう、かなり携帯のアプリとかでインターネットにつながっている気がするんですけども、その6倍以上につながっていくと。
次に、2024年。3人に1人が65歳以上の超高齢者大国になる。で2025年。東京都、人口減少がここで始まってくるんですね。日本全体ではすでに、人口減って来ていますけど、東京は2025年に減ってくると。非常に大きな大転換かなと思います。
また、2025年っていうのは、団塊の世代が後期高齢者75歳以上になる、2025年問題というのがあります。

川端

次に、こちら、これ街が変わる感じなんですが、2027年ですね。リニア中央新幹線 東京名古屋間が開通します。同じ年、渋谷駅、ずっと工事やってますけど、やっとここで完了する。街が大きく変わってきますね。
あとはですね、2030年代、訪日外国人さらに、いまの3倍位に増えてきます。2033年。3件に1件が空き家になってくる。それから、2039年ですか。火葬場が足りなくなってくる。
次、AIが人間の知能を超えるシンギュラリティっていいますけれども、こういった変化が2050年までの間に出てくる。
一つ確実に言えるのが、人口がどんどん減っていくっていうこと。これは確実に言えます。あとは、もっと大きいのが、技術の進歩、どんどん進んでいくとういうのがこの30年間の変化です。

川端

なんでこう30年間と言っているかというと、平成が終わって来年から新しい元号になります。平成という時代が約30年あったわけですが、その30年前はどうだったかといいますと、ちょっとこういった記事もあったんでご紹介します。世界企業時価総額ランキング。
30年前はですね、こういった世界でした。日本がトップをほとんど占めている。
NTTがあって、銀行があって、銀行があって。
では、今どうなっているかというと、2017年。アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、IOT系の企業が非常に伸びている。
じゃ、次の30年どうなの?
先ほどの30年間のロードマップで少しは想像がついたかもしれません。
平成の30年間で大きく社会が変わりました。同じくらいの変化、あるいは、それ以上の変化で、社会がガラッと変わろうとしていることが、非常に想像できるかなと思います。

ここまで、過去30年・未来30年を見てみましたが、これで何がいいたいかというと、こんな環境変化があるので、しっかりこれに合わせていかないとダメなのかなと思います。
先ほど、ジャストパーフェクトという言葉がありましたが、今のまま進んでいったら、今のマンションと同じまんまだったら、たぶんジャストパーフェクトじゃない。
この変化に合わせてマンションを変えていくことで、ジャストパーフェクトを維持できるのかなと考えています。これが私の最もやりたいこと。

川端

次に、居住者のアンケートからとった数字です。
これ、みなさまにご協力いただいて、これから、年に一回はこういったアンケートを取ろうかなと思っていますけど。
こちらは、居住者の年齢です。

川端

どの層が一番多いかというと今ですね、40代が一番多くて25%です。
次に多いのが、30代です。青いのが2018年のアンケート結果です。
で、薄いグレーが2014年、濃いグレーが2017年、2018の青、という形で変化がみれるようにしています。
50代がやっぱりすごく増えてきている。さらに60代、70代も増えている。で、10年後考えると、単純にこれ、この棒が一つ右に移動しますよね。
これは非常に想像がつく変化だと思います。そうなるとこのマンション設備の使い勝手が、ひょっとして変わって来るかもしれない。20年後30年後もそうです。年齢の構成比が変わってくるんで、「マンションの使い易さをどう維持できるか」というのが、課題かなと。そういった変化を考えられる理事会っていうのをしっかり作っていきたいなというのが一番です。
はい、次ですね。車の所持率を調べています。

川端

時系列としては、下から上に見ていただきたいんですが、持ってない層が、32% 34% 37%と持ってない層が非常に増えている。
これ日本の全体と一緒の傾向ですけれども、車を持っていない世帯が増えてくると、駐車場の稼働率という問題が出てくる。駐車場代は管理組合の大きな収入源ですが、そこが減っていくとどうなるか?どう活用していけばいいのかというのを、考えていかないといけない。
あと次、ペットを飼っていますかっていう質問なんですが、飼っている 15% 18% 23% ここも増えているんですね。

川端

あと趣味。

川端

旅行がトップで、19%ですが、若干減って来ている。23% 24% 19%。
逆に増えているのが、映画鑑賞ですかね。5%、5%、8%という、まぁこういった変化もある。このような趣味に対しても、コミュニティ系で、いろんな活動をやっていけたらいいなと考えております。

有明の街も今、非常に変わって来ていまして、非常に工事が増えていますね。池崎さんもおしゃってましたけど、日本で一番クレーンの見えるマンションはここだとということですが、まぁそう通りだろうと、ほんとに変化が激しい街です。
街も変わるし、さらにマンション住民のニーズも変わってきます。あれだけ年齢の構成比も変わってくることも考えると、そこにどうやって合わせていくか。それが非常に重要かなと思います。

後ですね、アンケートの中で、とても重視している項目があります。住む予定年数です。

川端

退去予定がないと答えてくれている人が、56%、61%、63%と増えてきて、増えてます。退去予定がないイコールこのマンションが好きかというと、イコールではないですけれども、推測はできるかと思いまして、ここが年々増えてくれば、非常にいいなーと。ジャストパーフェクトが維持できているのかなというふうに思っていますので、ここを一つの理事会のKPIとしていきたいなぁと思います。
退去理由もいろいろあって、仕事関連、たぶん転勤なんでしょうね。転勤は中々防ぎようがない。間取り変更。多分、ご家族が増えたりということで、退去を考えられると。
この辺りは、中々コントロールが難しいですけれども、その他のところ、例えば共用施設の使い勝手とか、そういった所が退居の理由にならないように、しっかり考えていく必要があると思います。

川端

あと、やっぱり理事会としては、このマンションの価値を継続的に上げていきたいという思いがあります。その上げる為には、何があるのかなと思ったら、この二つしかないんですね。

川端

入居希望者数増やす。
それから退去希望者数を減らす。

川端

昔習ったと思いますが、需要と供給のバランス。
需要が増えて供給が減れば、マンション価値っていうのは上がってくるんで。
この法則に基づいて、しっかりこの二つに取り組んでいく必要があると思います。
例えば入居希望者数を増やす取り組みとしては、マンションの外部にしっかり情報発信していく
一つは、雑誌等の取材への協力は積極的に行っていきたいなと思っています。
一つはブログもありますので、ここをしっかり更新して、外部にこういったいい所もあるよ、というところを公開できればなというのがあります。
あとは、ここは三角で書いてありますけど、管理費を安くすれば、短期的に見て入居希望者数は増えるかもしれませんが、この共用施設の維持という意味では、方向性としてずれると思い、三角にしておきました。

川端

あと購入希望者の内覧時の魅力の向上。こういったことにも重要性を感じています。次に、「退去希望者を減らす」ですが、一つは、「住民の満足度を上げる。」これが本丸だと思っています。
どうやって上げていくかというのが、いつも理事会の中でも、議論を重ねています。一つは33階のクオリティのUP。あとはコミュニティですね。
あと一つ中々忘れられてるのが、マンション価値の再認識。価値を、忘れちゃっているとか、まだ見たことないっていう方が多いというのが事実です。オーナーズ・スイート見たことないという人が、結構いらっしゃるんですよね。今日、ほんとにいい機会がありまして、池崎さんのアイデアですけれどもオーナーズスイートを開放しました。

池崎

そう、結構まだ見てなくて、オーナーズ・スイートの1から4を全部開放して、見てもらってほんと良かったなと

川端

私もほんと良かったと思います。
まぁ、こういったことで再認識していただければ、退去希望者数も減るんじゃないかなということです。こういった形で、この二つしっかり取り組んでいくことで、マンション価値を上げていきたいなと思っています。
で、住民アンケートから見えてきたポイントですけれども、やっぱりライフスタイル、ライフステージがさまざまいらっしゃるっていうことですね。

川端

例えば、単身者12%、で、夫婦のみ33%、夫婦と子供世帯が45%
ペット飼育、これ結構増えてました。23%。あと外国人も2%、あと喫煙者、高齢者、ビジネスニーズで使っている人、永住する人、転居予定の人。
様々なライフステージ・ライフスタイルがあって、ニーズが違って、やっぱり、ちょっと対立構造も実はあったりします。
「夫婦のみの世帯」と「夫婦と子供世帯」では、ニーズも違って、ここの共用施設の使い勝手、ルールという部分では、理事会の中で非常に議論になります。結構時間が掛かります。
それだけいろいろ、皆さん思いがあるわけですけれども、こういったライフスタイル人たちがいる中で、どうバランスを取っていくかというのが、理事会の大きな役割かなと思っていますんで、

川端

このアンケート、住民属性アンケートって呼ばせていただいてますけれども、これから毎年やろうかなと思っていて、是非ご協力いただいて、ここの数値にどんどん反映していけると、どんなバランスなのかが、正確にわかってきます。ご協力よろしくお願いします。
まとめとしては、しっかり環境変化に合わせた対応を積極的に実施することで、住み易い環境をいつまでも整備し続けて、マンションを愛してもらって、資産価値の向上を図っていきたいと思っています。

池崎

まぁ、マンション愛が強い住民が多ければ多いほど、良くなっていきます。

川端

あとはですね。ちょっと、まぁ、フラッシュアイデアなんですが3つ目。
マンション内物流ってできないかな。
例えば、宅配屋さんがインターホンから在宅を確認して、荷物を部屋にもってきてもらうまで時間がとてもかかってませんか?それから、不在だった場合、宅配ボックスから、自宅に重い荷物持ってくの大変じゃないですか?
あるいは、防災センター前で、インターホンの取り合いを業者さんがやってませんか?
宅配の問題って結構あるんじゃないかなと思っています。マンション内物流。MNB33階という構想です。
できるかどうか、これから検証ですが、何をやるかというと、もう宅急便屋さん、宅配便屋さん、荷物持ってきたら、防災センターかどっかに、荷物置いといてくれと、あとはこっちでやりますよと。マンション内を全てこちらで代行するから、そんな無理にしなくていいですよっていうことをやりたいんです。
で、計算上、1個の荷物に百円、宅配業者さんから貰えたとします。そして例えば1世帯1日1個の荷物がもしあったら、一年間でいうと、年間四千万位収入が増えます。

川端

四千万円あったら、マンション内で人を雇って運んでもらうっていう、マンション内で完結できちゃうんじゃないかな思います。そんな簡単にはいかないと思んですが、けど実現できたらいいなと思います。そうすれば、さっきの宅配の問題すべて解決します。
こちらのグラフ、これもさっきの変化と一緒で、宅配便取扱個数、どんどんどんどん上がっているですよ。将来的にまだまだ増えることが分かっているのであれば、今から手を打っておくことが最善です。

川端

あと4番目、これはかなり、池崎さんのに近いところですけれども、しっかり、技術を活用していきたいなぁと。実証実験の場所としてやっていきたいなぁと。
あと私、最後に言いたいのはですね、世の中で一番進んだマンションにしていきたい。多分、他のマンションも結構、技術的な所で、どんどんIT化を進めていくと思うのですが、でも一番大事なのって、ここだと思うんです。人と人とのつながり。
有明で生まれた方って、まだ、そんなにいないと思いますが、「ふるさと」になっている人ってまだいないと思いますが、やっぱり、ここで生まれた人は、「ふるさと」と思っていただきたいですよね。でも「ふるさと」と思ってもらうためには、人と人とのつながりがないとやっぱり、それって「ふるさと」ではないじゃないですか。この人と人とのつながり、しっかりしたコミュニティ活動を行って、また、こういった共用施設もありますので、ここで顔を合わせてですね、つながりを作っていただければなぁと思います。
これがですね、私のこの5年間でやりたいことです。

池崎

ありがとうございました。マクロから考える川端さんのお話と、ミクロから考える私の話、中々、対照的なコンビでお話をできたかと思います。
これで2時間経ちましたので、まとめに入りたいと思います。

池崎

まぁ、結局のところ僕はこのマンション大好きなんです。
ブリリアマーレ有明が大好きで、こういうトークショーやりたいとおもったし、東建のお二方も来ていただいたし、篠藤さんなんか、昔の映像を編集までしてくださった。ありがとうございます。そして、もう10時になるんですが、誰も帰らないんですよ。トークショーといっても、登壇したのは芸能人じゃない普通の人たちですよ。ここに来られている人はみんな、ブリリアマーレが大好きなんだなと思います。好きは伝染る。
是非ね、ここの良さがわかる人に、ずっと住んでもらいたいと思います。

川端

第四部は、人が減っていくのかなと思ったらまったくでしたね。

池崎

トークショー始まってから人が一切減らずに増え続けたから、それはびっくりですね。

川端

あと最後ですね。今日のこの10周年記念祭の企画をやられた池崎さん、非常にがんばったんで、最後に一言。

池崎

ありがとうございます。この記念祭を企画して、こうして最後に挨拶ができるの、ほんとに感無量です。
今、そこで眠そうな目をしているアメサポの飯島さん田村さん、記念祭のために彼ら二人がほんとにがんばっていただきました。本当にありがとうございます。そういえば、彼らの上司の内藤さんに「タワー管理のアメサポ」と言ってくださいとお願いされました。アメサポさんはここでの経験を他のマンションでも輸出できるくらいいろいろされました。タワーのアメサポ、よろしくおねがいします。また、みなさま夜中まで聞いていただいてありがとうございました。記念祭がこれだけ盛り上がって、最後のトークショーもこんなに盛り上がって、皆様にもほんとに感謝しています。
ありがとうございました。
また、10年後にお会いしましょう。

池崎

あとがきに変えて:ブリリアマーレ有明記念祭 実行委員長 池崎

このトークショーの前に、OS01で展示していた、スーパーポテト・故杉本貴志先生のインタビュー動画を見ていました。杉本先生はこのマンションの共用施設空間デザイナーです。10年経った今、甦ったこの状態を見ていただきたかったのですが、残念ながら本年にお亡くなりになられていて、ご招待の夢はついぞ叶いませんでした。
開発発表時のインタビュー動画でこうおっしゃっていました。少し長くなりますが、引用します。
「東南アジアで住宅開発したら、値段がつかないほど安い土地にデザインされた邸宅街を作り、そこを5000万円で売りきった。これが不動産開発の力であり醍醐味だ。しかし、日本のマンション開発は駅から近いところが一番地価が高く山の頂点で、駅から遠くなるにつれ山の裾野のように安くなる、と相場が決まっている。僕のデザインで、それをひっくり返したい。デザインの力で、駅から若干遠くても一番人気があって価値があるマンション、そうしたいんだ。」
私が思うに、マンションはデザインだけでマンションの価値は高められないと思っています。しかし、杉本先生が作られたこの共用空間を住民が有効に使い、使用率を高め、継続的にマンションの外へ発信する。攻めのマンション管理ができればデザインとの相乗効果で価値を高められるのではないか、そういう仮説を7年前に立てて企画を立て、その集大成が今年となりました。
いまなお、週末は満席になるほど利用者がいるマンション内バーラウンジは日本でここだけです。20年目も同じような状態で迎えられるように、今からできることをまた実行していきたいです。

川端正樹氏

管理組合法人ブリリアマーレ有明第10期理事長

川端 正樹 氏

2014年入居。「マンション内の人とつながり」と「マンションの価値向上」を目的に、第7期・8期理事(コミュニティ・防災担当)、第9期・10期の理事長に就任。マンションの安全・安心を追求すべく、災害協力隊とともに防災ロッカーを全居住フロアに配備。マンションの最大の特徴である共用施設については、皆様が快適に使えるようルールの再整備等を行った。現在も、快適で住みやすいマンションにすべく理事会メンバーとともに議論を重ねている。

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