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アーバンスポーツ会場跡のその後、気になりませんか?
東京都港湾局が2021年10月に発表した通り、有明アーバンスポーツパークの跡地の用途は「住宅系用地」から「公園用緑地/住宅・商業複合用地」への変更が検討されています。
これには、オリンピックでのアーバンスポーツでのメダル獲得が大きな影響があったためのようです。オリンピック準備のために、何年もの間囲まれた白い壁から解放され、自然豊かな有明に戻れることはうれしいことですね。
2021年11月には夢の島公園に初級者から中級者むけのスケートボードパークを新設する動きも出てきています。
江東区からの発表を要約すると、『あちら(有明アーバンスポーツパーク)は上級者向け。こちら(夢の島公園)は中級者〜初級者向けで、両方でうまく使ってもらえる』というものでした。
『有明アーバンスポーツパーク』といえば、2020東京オリンピックで、堀米雄斗さん、西矢椛さん、中山楓奈さんら、日本選手のメダル獲得に沸きましたね。
同じ競技でスコアで順位を競うライバル同士、10代から30代まで幅広い年齢層の選手がパフォーマンスを見せてくれました。
各々のパフォーマンス直後から、選手たちが国を超え、お互い讃え合うシーンが印象に残りました。
他のオリンピック競技と比較して、アーバンスポーツの選手たちは、表情も豊か、選手の個性をお互いに尊重し、肩を抱あったり、肩車で担ぎ上げたりと多様性に溢れていました。
アーバンスポーツは近代スポーツの中でも、特に街と生活とに交わりながら育ってきた歴史があります。
日本に限らず世界の国々でも、初めは受け入れがたいもののようです。
ただし、時間をかけて地域の住人に受け入れられ、アメリカの西海岸や、フランスのMontpellierとかMarseilleなども、アーバンスポーツのおかげで、街自体が盛り上がり、発展に繋がった事例もあるようです。
スケートボードに限らず、3x3バスケ、スポーツクライミングなど、施設の常設化、大会時の会場周辺の騒音、競技の認知度、競技人口など、今後、日本で浸透するまでにはさまざまな乗り越える課題もあります。
先日、有明ガーデンの中のスポーツショップの店員さんと会話をしていたら、オリンピックの影響でスケートボードを始めた子どもたちが多いのだとか。
スケートボードを楽しんでいい場所とそうでない場所とでは、現在のところ、そうでない場所の方が多く残念、子どもたちにとっては残念な気がします。
有明のまちづくりはこれからますます加速していきますので、この街で暮らし、この街で育っていく子どもたちのためにも、住みやすく、楽しめる場所になって欲しいと思います。
理事会では、自治会や周辺のマンションとも連携して、ここ有明の済む住民の声を東京都へも届けていきたいと考えております。
居住者に宛てたアンケートの実施を計画しておりますので、その際はぜひ皆様の声をお聞かせください。
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