Brilliaマーレ有明 ブリリアマーレ有明”公式サイト”

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Structure 構造

安心出来る暮らしのために

構造の全てが、強さと安定を施行する

耐震構造

耐震構造 建物構造イメージ図
超高層タワーマンションでありながら、平面も広いキューブのような耐震構造

「ブリリアマーレ有明」の構造で最も特徴的なのは、地上33階に及ぶ超高層の建造物でありながら、高さに対して建物の幅も大きい(高さ約114m×幅約68・約85.5m)、立方体のような非常に安定した形状となっている点です。その形状により、建物そのものが万一の地震に対する優れた強度を発揮します。

安定した建物形状は、地震による柱や杭を引き抜く力も抑制

超高層のタワー型建物が地震で揺れると、上部の大きな揺れに引っ張られるように、柱や杭を引き抜こうとする強い力が生じます。平面の面積を広くすることで、こうした引張力を抑制し、一部の柱や杭に力がかかって損傷が集中することを避ける設計が可能となります。

地震の揺れに対して歪みを生じにくい、ほぼ正方形のボイドフレーム構造

地震で建物が倒壊する要因のひとつが「歪み・ねじれ」。「ブリリアマーレ有明」は、真上から見ると中心にボイド(吹き抜け)を持つ左右対称のほぼ正方形。どちらの方向に揺れが生じてもほぼ同じ耐震性を保ち、地震に対して踏ん張りの効く、非常にバランスの良い建物形状となっています。

梁断面を大きくできる逆梁設計

逆梁設計の採用により、梁断面を大きくすることが出来るため、通常の梁よりは大きな耐力が得られます。

基礎構造

基礎構造
建物の重量を支え、強固な支持層に安定させる、132本もの杭

将来的にも沈下の恐れがない、N値50以上というきわめて密で硬い支持層がある地下約34mまで杭を打設。直径約2.0~2.1m、合計132本もの杭が、建物の巨大な重量を支え安定させます。また杭と支持層が接する部分は、杭径を最大約3.6mまでスカート状に拡大する拡底杭に。支持層の一点にかかる重量を分散させ、より安定した基礎を実現しています。 ※N値=重りを一定の高さから落下させ、土中の定められた深さに到達する回数を示した、
   地盤の硬さを表す数値。N値 50の場合、重りを50回落下)。

地震の揺れにも損傷を受けにくい、杭頭半固定工法を採用

杭頭(杭と建物の接点)を半固定としています。杭と建物を完全に固定すると、支持層よりも上の地表が地震によって動いた場合、その力が杭頭に集中し建物基礎が損傷を受ける場合があります。半固定工法であれば、地表が動いた場合にも杭頭に力が集中しないため、損傷を最小限に留め、建物をしっかりと支え続けることができます。

コンクリート性能

プレキャスト工法を採用した、
粘り強いラーメン架構
コンクリート性能概念図概念図

プレキャスト工法とは、あらかじめ工場で配筋・打設した鉄筋コンクリート部材を用いる工法のこと。寸法誤差が少なく精度・品質の高い施工を可能にしました。「ブリリアマーレ有明」では、3階以上(基準階)の構造架構についてフルプレキャスト工法を採用。工場生産の高精度・高品質な柱と梁を用いたラーメン架構により、変形に対して非常に粘り強い基本構造を実現しています。

100年の耐久性を目指す、最大で
約70N/mmの高強度コンクリート
コンクリート耐久性概念図

「ブリリアマーレ有明」の設計強度は、日本建築学会の建築工事標準仕様書(JASS5)により、100年は大規模な補修が不要と予想されるコンクリートの耐久設計基準強度約30N/mm²をクリア。巨大な建物の自重と地震の揺れに耐えうるよう、最大で約70N/mm²(約700kg/cm²)の荷重に耐える高強度コンクリートを採用しています。

コンクリートの耐久性を末永く保つ、
水セメント比50%以下
コンクリート耐久性コンクリート構成例(重量比)

コンクリート打設の際にセメントに多くの水を加えてしまうと、乾燥した時の収縮が大きくなります。そのためひび割れが起きやすくなり、そこから浸入する雨などの水分により鉄筋が酸化し、構造の耐久性を大きく損なうことになります。「ブリリアマーレ有明」では、コンクリート打設の際にセメントに加える水の量を50%以下に抑え、耐久性に配慮しています。

鉄筋の酸化を防ぐ、
十分なかぶり厚を確保
コンクリート耐久性概念図

「かぶり厚」とは、鉄筋を覆うコンクリートの厚さのことです。コンクリートはもともとアルカリ性ですが、空気に触れると外側から徐々に中性化します。やがて中性化が鉄筋に至ると、その影響で錆びが発生し、耐久性を著しく損なうことに。つまりかぶり厚が厚いほど、コンクリートが内部まで中性化するのに時間がかかり耐久性が高まります。「ブリリアマーレ有明」では、品確法・劣化対策の最高等級3にあたるかぶり厚を確保しています。屋内の柱、梁で最小かぶり厚を約30mmとしています。

音環境、温度環境に向けられる配慮

断熱・遮音

断熱・遮音概念図

1居住性を高める二重床・二重天井の居室

将来的なリフォームや間取り変更にも柔軟に対応できる二重床・二重天井を採用。しかも床スラブ厚に約220mm(一部約200mm、約230mm)を確保し、二重床・二重天井に十分な配管配線スペースや天井カセットエアコンを配置しながら、ゆとりある階高と扁平梁により居室天井高約2,500mm(2階は約3,200、31・32階は約2,800mm)を実現しました。廊下高も余裕たっぷりの約2,200mmです。

居室の二重床・二重天井構造概念図

2外壁には、ALC(軽量気泡コンクリート)を採用

外壁には断熱、耐熱、耐火性などに優れ、しかも軽量なALC(軽量気泡コンクリート)を採用しました。ALCは無機質の原料で製造され、クロルピリホスやホルムアルデヒドなどの物質を含まないため、シックハウスに関わる規制(改正建築基準法)の対象外となっている素材です。またアスベスト、トルエン、キシレンといった揮発性有機化合物(VOC)も一切含んでいないため、健康で安全な室内環境を実現することができます。さらにその断熱性能は、内部に含まれた無数の細かい気泡により、普通コンクリートの約10倍もの性能を発揮。結露防止など居住性の向上にも貢献します。耐火性においても国土交通省認定の法定不燃部材であり、また原料が無機質のため万一の火災の際も有毒なガスや煙を発生しません。

3建物の外に接する部分に、行き届いた断熱仕様

外気に接する壁の内側には結露を防ぐ断熱材を施し、さらに、屋上など直射日光を受ける場所には、ポリスチレンフォームを使用した外断熱工法を用いています。外の温度変化を室内に影響させず、省エネにも配慮した入念な断熱仕様を建物全体に行き届かせています。

外壁断面図

4居室内の天井部分では、折り返し断熱を採用

外壁の室内側には、断熱材(発泡ウレタン)を天井にまで約600mm伸ばした折り返し断熱を採用しました(南東面を除く)。これはスラブを通じて、外気温の変化が室内に伝わることを抑えるよう配慮するもので、性能表示の等級3以上の仕様です。

折り返し断熱概念図

5全ての窓を複層ガラスに。遮音性と耐風圧性に配慮

遮音・断熱性に優れ、1枚ガラスの窓に比べて結露も起きにくい、複層ガラスを全ての窓に採用。また北西面を除き、外に面した全ての居室窓、およびタワーパーキングに面した窓には、遮音性を高めたT-2・30等級の窓を採用しています(北西面はT-1)。さらに耐風圧にも考慮し、100年に一度程度の強風にも耐えうる設定にしています。

複層ガラス概念図

6音のプライバシーを守る、住戸間の高性能遮音壁

わずか約136mmの壁厚で厚さ約260mmのコンクリート壁に匹敵する遮音性能を持ち、200棟を超える超高層マンションの採用実績を持つ、高性能耐火遮音壁を採用しています。軽量のため、建物重量を軽減し耐久性を高める効果もあります。

7住戸内の間仕切り壁も、入念な防音仕様に

各居室から音を出さない、音を入れないために、居室間の壁も防音を重視。特にトイレ・洗面室・キッチン・バスルームなど音の出やすいスペースに接する壁には、より手厚い遮音性を持たせました。また主寝室と居室の間の壁は、石膏ボードの下地にグラスウールを挟み込み、より高い遮音性を持たせています。

8共用施設の配置計画でも、住戸への遮音性を配慮

エレベーターシャフトを住戸から離して配置しました。またボイドに位置するタワーパーキングも、マンション本体と構造的に分離。外壁にALCを採用し、また駐車場に面した住棟側の窓は遮音性を高めた仕様としています。

9パイプスペースからの気になる排水音を遮断

住戸ないにパイプスペースが設置される場合には、排水管にグラスウールと遮音シートを巻きつけ、気になる水音をカット。さらにパイプスペースの壁にも、居室に接している場合には2枚の石膏ボードを張るといった、入念な音対策を施しています。

10塩害対策

開口部のアルミサッシには、通常より耐候性の高い皮膜を採用し、塩害による腐食を抑制しています。

※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しており、実際とは異なる場合があります。

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