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家具の維持について

2013年12月01日(日) 投稿者:

ブリリアマーレ有明には多数のソファーや椅子、テーブルがございます。
先日数えてみたところ、"ラウンジ部分"だけで
・ソファー/椅子類:125式
・テーブル:52式
ありました。

20131110-mainte.jpg

この他に、スパやオーナーズスイート、プールなどに家具が置いてあります。
家具の多くは、分譲時にデザイン会社が発注して作った特注品です。

通常、マンションの共用施設はだんだんとつかわれなくなるものですが、幸いなことに入居から5年経った今でも広大なバーラウンジをはじめ、日本一共用施設が使われるマンションの状態を維持しています。しかし、家具は使用されればされるほど摩耗や損傷が避けられません。
もし壊れたことによってリプレースしたり、布地を別のものに張り替えたらどうなるでしょう?
竣工時の状態がわからなくなってしまいます。
このままでは数年後に、この状態が維持できなくなると考え、第4期に時間をかけてファニチャーメンテナンスカルテを作成することにいたしました。
これは、この家具はどこから買ったのか・いくらかかっているのか・元生地/素材はどのようなものかを1つの家具について1枚づつ作成したものです。
特注品の家具については、三面図も添付してあります。

20131110-mainte02.jpg
20131110-mainte03.jpg

百数十頁に及ぶカルテを作ったことで、今後のメンテナンスがしやすくなりました。
もし、布地が廃盤になって別生地へ張替が発生した場合でも
竣工時に使っていた元の生地の色味や肌触りが参照できます。

なるべく竣工時の状態を保っていきたいという努力の証です。

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